呼吸器内科

診療日程

(平成31年1月4日現在)
※ 当院は、予約診療を行っています。新患の診察は受け付けておりません。
※ 診療日程は、手術等の都合により変更になる場合があります。

呼吸器科 坂本浩一
(予約)
石井真梨子 呉家圭祐
(予約)
坂本浩一
(予約)
関谷怜奈
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診療方針

肺を構成している肺胞の総面積はテニスコートの半分ほどの広さをもっています。呼吸をおこなう臓器であるため、様々な外界からの危険に常におびやかされています。

肺炎やじん肺・石綿などの職業性肺疾患、タバコによる慢性閉塞性肺疾患などは、有害物質の吸入によって引き起こされるものですが、一方、体の各臓器を流れた体循環は、心臓を介し肺循環に流れるため、肺は全身疾患の影響も強くうけます。

膠原病肺や肺塞栓などの疾患があげられますが、肺疾患を診療する際、肺の異常だけに目を奪われるのでなく、全身の状態の評価やその症例の生活習慣・おかれた環境などを総合的に考え、治療に望めるように心がけています。

 

代表的な疾患及び研究

  1. 石綿関連疾患およびじん肺
  2. 肺がん、中皮腫などの呼吸器悪性腫瘍
  3. 気管支喘息、COPD、慢性呼吸不全
  4. 睡眠時無呼吸症候群

 

専門施設

  • 日本呼吸器学会専門施設
  • 日本内科学会認定教育病院

 

診療の特徴

じん肺・石綿関連肺疾患などの職業性肺疾患に対し、HRCTによる画像評価、気管支ファイバーによる気管支肺胞洗浄液(BAL)中の石綿小体の測定、経気管支肺生検(TBLB)の検討、胸腔鏡下肺生検(VATS)による病理学的検討を行っています。

間質性肺炎ではじん肺同様HRCTによる評価、全身疾患の有無の検索、BAL・TBLB・VATSを行い、治療方針を決定しています。

胸水症例に対しては早期に内科的胸腔鏡(局麻下胸腔)を行い、悪性中皮腫や悪性胸水、結核性胸水を早期に診断し、治療に結びつけることができています。

睡眠時無呼吸症候群にはポリソムノグラフィーによる診断、CPAPによる治療を行っています。

肺癌など悪性疾患の化学療法には分子標的治療を含め、入院化学療法同様、外来化学療法室における通院化学療法を行っています。

 

呼吸器領域(呼吸器内科)

近年、呼吸器疾患の中身が様変わりしています。喫煙がその大きな原因である肺癌、慢性肺気腫、慢性気管支炎が増加していますし、環境要因が大きく関与する気管支喘息、慢性咳嗽も増加しています。
肺癌については、禁煙指導はもとより、気管支ファイバー検査、放射線科とタイアップした 詳細なCT検査、CT下肺生検を用い、肺癌の早期発見、早期診断を目標に、治療困難といわれる肺癌へ取り組んでいます。

肺気腫に対しても基本的治療である吸入療法の指導はもとより、在宅酸素療法を行うなど、在宅医療を含めたアフターケアの更なる充実を目指しています。

近年増加している気管支喘息や慢性咳嗽、過敏性肺臓炎などの環境やストレスに由来する疾患に対しても、原因の評価や各個人の病態に応じたきめ細かい治療方針を決定し、環境整備の指導を含め長期的継続医療をおこなっています。

さらに2003年2月のJR山陽新幹線の運転士が居眠り運転を行った問題を契機に社会問題なった「睡眠時無呼吸症候群」についても当院耳鼻科咽喉科と連携しながら診断から治療まで診療に取り組んでいます。

呼吸器疾患には完全に治癒する疾患は少ないですが、少しでも患者さんのQuality of life(クオリティ オブ ライフ)に満足が得られることを目標にしています。