勤労者医療

Worker medical care

勤労者の健康確保のための取組

労災病院では、職業関連疾患の予防から治療、リハビリテーション・職場復帰に至るまでの総合的な医療及び勤労者の健康確保のための活動(勤労者医療)を推進するため、疾病と職場環境等に関するデータを蓄積し、職業性疾病の予防、早期発見、治療から健康の保持・増進に至るまで勤労者の職業生活を医療の面からサポートしています。

1.アスベスト関連疾患ブロックセンター

神戸労災病院では、アスベスト関連疾患ブロックセンターとして、労災指定医療機関等の地域医療機関への支援を広域的に行っています。

2.労災疾病等の研究(労災疾病等3領域10テーマ)

独立行政法人 労働者健康安全機構では、産業活動に伴い、依然として多くの労働災害が発生している疾病、又は産業構造・職場環境等の変化に伴い、勤労者の新たな健康問題として社会問題化している疾病について、平成25年度まで13分野の課題に対してモデル医療やモデル予防法の研究・開発、普及に取り組んできました。
平成26年度からは、労災補償政策上重要なテーマや新たな政策課題について、時宜に応じた研究に取り組むため、3領域に集約化して研究に取り組んでおり、平成30年7月からは新たなテーマを設定し、研究を行っています。
詳しくは以下よりご覧ください。

労災疾病等医学研究普及サイト

3.治療就労両立支援部

独立行政法人労働者健康安全機構では、これまで勤労者予防医療センター及び勤労者予防医療部で行ってきた予防医療活動に加え、平成26年4月から、新たに治療と就労の両立支援の取組を開始するため、「勤労者予防医療センター」及び「勤労者予防医療部」を、それぞれ「治療就労両立支援センター」「治療就労両立支援部」と改称し、以下の活動に取り組むこととしています。

4.企業との連携

  • 従業員の健康管理に力を入れたい。(健康な職場づくり)
  • 疾病の予防に関する知識を習得し、職場の健康管理に役立てたい。
  • 職場内での健康講習会等を行いたい。

という企業様と連携して院外での各種セミナー等を開催いたします。
まずは勤労者予防医療部(078-231-5901 担当:中村)までご相談ください。

5.勤労者のメンタルヘルスケア

職場に行きづらい、職場の人間関係がうまくいっていないなど、働く人の心の悩み相談窓口として「はたらく人のこころの相談室」を設置しています。
ひとりで抱え込まずに、まず話してみることから始めてみませんか?(相談内容については、守秘義務を厳守いたします)

時間ついて

1回:45分以内 予約制

毎週水曜日(9時から16時)及び金曜日(13時から16時)

費用について

初回:6,000円(税別)

2回目以降:1回につき 5,000円(税別)

管理者の方の相談については、初回無料

問合せ

平日8:15~17:00

TEL:078-231-5901(代表)

担当者:医事係長


なお、働く方々の心の健康に関する相談につきましては、下記に掲載されております各専門機関においても実施しております。

働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト-こころの耳

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