精神科

Psychiatry

診療科からのお知らせ/コラム

ご挨拶

精神科や心療内科に患者さんが望むものとはなんでしょうか? 自分の悩み事について、話をよく聞いてもらうことでしょうか? あるいは、もう出勤できる状態にはないので、会社を休むための診断書を書いてもらうことでしょうか? 勿論、患者さんのニーズは人によって千差万別なので、一言では片付けられません。 医療を提供する側からすると、多くの患者さんが過度に/不必要に自責的になっていて、心を痛めます。 私たちは患者さんをエンパワメントする(力づける)姿勢を大切にして、精神科・心療内科の敷居を少しでも低くしたいと考えています。

精神科 部長

植村 太郎

診療科紹介

当科の外来は完全予約制になっています。また、当科では入院を扱っておりません。その為、患者さんの病状としては、軽症〜中等症の方が中心になります。入院が必要な方には、適宜近隣の専門病院を紹介させていただいております。

1.時間をかけた予診

初診時の予診(本診察前の予備診察)には十分な時間をかけています。そこでは患者さんの精神状態だけではなく、生活状況の把握にも努めます。それが最適な治療法の選択や、早期の回復につながると考えるからです。

2.カウンセリングの導入

当科には、国家資格である公認心理師の登録をしたカウンセラーが複数勤務しています。診察を担当する医師が必要と判断すれば、患者さんにカウンセラーによるカウンセリングを受けてもらっています(完全予約制)。また、成人の患者さんに発達障害の疑いが出てきた場合、カウンセラーによる心理検査も行っています(完全予約制)。

扱う疾患

気分障害(うつ病、躁うつ病)

医療の対象になる心の困りごと、悩み事の約7割は、うつ病を初めとする気分障害だと言われています。現代社会の高度化に伴い、我々の受けるストレスは増大する一方で、うつの患者さんも増えています。早期診断、早期治療が回復の鍵になることは言うまでもありませんが、精神的に辛い時には無理をしない(十分な休養を取る)ことも大切です。

適応障害(いわゆる職場のストレスによるメンタル不調)

恐らく景気が十分に回復しない状況が長らく続いたせいでしょう、世の中にブラックな職場は増えこそすれ、中々減ることはありません。その結果、慢性化した長時間残業や、上司のパワハラ・セクハラによってメンタル不調を来たす勤労者の数は、増える一方です。そういったケースで重要なのは、適切なタイミングでの自宅療養の開始や、転職の検討・決断になります。当院の名称(労災病院)故か、当科の適応障害の症例は多く、職場との連携や職場の環境調整の経験は豊富です。患者さんにとって無理のない形での復職や社会復帰を目指します。

その他

パニック障害、全般性不安障害、強迫性障害、外傷後ストレス障害(PTSD)、依存症、統合失調症、認知症などの疾患も診療します。

最後に...

メンタル不調を自覚するのは難しいものです。たとえ自分が不調を来していると感じても、精神科・心療内科を受診するのは勇気がいることです。そんな時こそ、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。一日も早く健康な生活を取り戻すお手伝いをいたします。

スタッフ紹介

  • うえむら たろう

    植村 太郎

    精神科部長

    専門分野:精神科一般

    【学会専門医・認定医】

    ・精神科専門医

    【メッセージ】

    こんにちは、神戸労災病院精神科の植村です。今日は私が普段の臨床で心掛けていることを少しお話させてもらいます。精神科医の診察とカウンセリングは、本来別のものですが(カウンセリングは心理士が行うもので、一般的には医療行為ではない)、どちらも患者さん/クライエントの訴えを傾聴し、適切に共感することが大切とされます。共感は皆さんも日常生活の中で、特に意識せずにされているでしょう。では傾聴は?これは簡単に見えて、実際には中々難しい作業です。黙って聞いていればいい?それだけで話し手が満足するでしょうか?多分違いますよね。私が最近注目しているオープンダイアローグという対話法は、listening and respondingを重要視しています。相手の語りを邪魔せずに、上手に反応すること。その結果、語りが更に広がっていくこと。それが私の目指すところかな。

外来担当医表

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午前

植村 太郎
植村 太郎
植村 太郎
植村 太郎
植村 太郎

午後

カウンセ

リング

伊東 秀章
一二三 良枝

下 瞳

山下 瞳

芦田 賀生里

山元 彩美

一二三 良枝

(令和4年4月1日現在)

※ 新患の診察は午後になります。

ご予約されていない初診の患者さんは、1日「2名」までとさせていただきます。

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