健康コラム

Column

インフルエンザの予防策

最近だんだんと肌寒くなり、インフルエンザが流行しやすい季節になってきました。

インフルエンザは感染している人の咳やくしゃみ、会話中に拡散されたウイルスを、鼻腔や気管など

気道に吸入することで感染します。一般的に風邪は、発熱や喉の痛み、鼻水、くしゃみなど

局所の症状がゆっくりと現れることが多いですが、インフルエンザは全身の症状が急速に現れます。

毎年、ピークは温度と湿度が低い1月から2月にかけてです。

しっかり予防をして、インフルエンザに感染することなく冬を越しましょう。

  • 症状:38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、体のだるさ等の全身症状

     潜伏期間は1~3日と短い

  • 予防:手洗い、うがい、アルコール消毒、こまめな水分補給

     適切な湿度の管理(50~60%)

     人の多い場所を避ける

     マスクをつける(飛沫感染予防をする)

     ワクチンを接種する

ワクチンの効果について

ワクチンを打って2週間ほどすると効果が出始め、約5か月効果が持続すると言われています。インフルエンザへの感染や、かかってしまった時の重症化予防のため予防接種をすることが重要です。特に高齢の方は、接種が勧められます。

インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスの同時接種は可能です。

製薬会社ではいま、インフルエンザと新型コロナウイルスの混合ワクチンの開発の励んでいるようで、近いうちに発売されるようです。

コラム執筆者:薬剤部 松村 恵理奈

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