長崎県宇久島 宇久診療所での研修について

長崎県宇久島 宇久診療所での研修について

内科後期研修医 井上聖也

2018年12月、長崎県五島列島の宇久島に行ってきました。宇久島は、人口2000人あまり、長崎県佐世保市から約50km、フェリーで約3時間のところにあります。車だと40分ほどで島を一周できるほどの広さです。
今回、宇久島の唯一の医療機関である宇久診療所で診療させて頂きました。

宇久診療所では、外来は1日約80人、病床数は17床、また、血液検査やレントゲンに加え、CT検査も行うことができます。乳幼児から超高齢者、外科・内科など診療科を問わず、また夜間・休日を問わず、たった2名の医師が島の医療を支えています。

宇久島での医療を経験し印象に残ったのは、患者さんとの距離感でしょうか。島の医療を支える医師・スタッフの負担は少なくありませんが、それを島の方々も理解してくださっていること、感謝して頂けることが、純粋に嬉しく思いました。

また、宇久島は自然にも恵まれています。晴天の日には海は透き通るようなエメラルドグリーンとなり、島内最高峰の城ヶ岳から見渡す五島列島、夕暮れを背景にした対馬瀬灯台など、普段なかなか見られないような美しい自然を味わうことができました。

今回は1か月のみの短期間でしたが、非常に充実した日々を過ごせました。できればまた宇久島で過ごし、診療できればと思いますし、少しでも興味のある方にも是非宇久島へに来て頂ければと思います。このような機会をいただけたこと、宇久診療所の先生方、スタッフの方々、宇久島の方々に感謝申し上げます。

 

 

 

 

 

 

宇久診療所について                 

医師臨床研修担当 井上信孝

宇久診療所は、岐部道広所長のリーダーシップもと、地域医療の要としての重責を担われています。久留米大学疫学教室(足達寿教授)が行なっている住民健診に、昨年参加させて頂いたご縁で、宇久診療所の素晴らしさを知りました。今回、当院の内科後期研修医 井上聖也君に宇久診療所での臨床研修をして頂きました。

神戸労災病院では、各医師の目指すところに最大限に沿うように、またスキルアップのために、様々な機関での医療経験ができるようフレキシブルに対応しています。当院で研修される若い先生を心からお待ちしています。