第4回慢性心不全患者さんと家族の会(リスボンの会)を開催しました

2018年10月3日 神戸労災病院 大会議室にて

近年、生活習慣の欧米化や高齢化による高血圧や弁膜症の増加などにより、心不全の患者さんが急増しています。心不全は、根治することはありません。心不全の方々は、入退院を繰り返しながら、生活の質(Quality of Life:QOL)が低下していくことが、大きな問題となっています。こうした心不全という難敵とうまく向きあっていくためには、日常生活での自己管理がとても大切になってきます。私たちは、慢性心臓病の患者さんやそのご家族の方を対象にして、病気とうまく付き合っていく術をみんなで考えていく「慢性心不全患者さん家族会」を定期的に行っています。
この慢性心不全患者さんと家族の会のことを「リスボンの会」と名付けていますが、この名前は、患者さんの権利を謳った「リスボン宣言」からとったものです。

2018年10月3日、第4回リスボンの会を開催いたしました。今回は訪問看護ステーションの方にも参加して頂きました。今後も地域にオープンな形で、開催して行きたいと思いますので、是非参加をお願い致します。

                                               循環器内科 井上信孝

今回のリスボンの会では、看護師の立場から日常生活についての講義をさせていただきました。短い時間でしたが、皆様の日常生活に役立ち、心不全の二次予防となれば嬉しく思います。参加していただいた皆様からは質問や意見などたくさんいただき、また直接感想をいただくなど私たちにとってもとても充実した会となりました。また今回は地域から訪問看護師の方にも参加していただきました。これからも色んな方に参加していただき、このリスボンの会が地域医療として、家族を含めた医療の一貫として心不全を予防できる会となればと思います。次回も皆様の参加お待ちしております。

外来看護師 前田瑠衣