地域医療推進室長の就任

令和元年着任のご挨拶 地域医療推進室・健康診断部 担当 森田瑞穂

令和のよき年柄を迎えどなた様も、おめでとうございます。私は、平成のすべてを須磨区の公的病院に勤務医として過ごさせていただき、地域の先生方には、大変お世話になり、おかげでこの度、退職後に、病診連携を多少とも知る人として、神戸労災病院に、地域医療担当としてお呼びいただきました。

前任の病院で約10年間、地域医療連携室(地域の医院と病院)を担当させていただき、病診連携は、システムでもなければ、ましてや仕組みとかツールではないということを医師会の先生方にお教えいただきました。患者さんをお迎えする病院側は、横一線であります。そこには、医師の数や病院の規模や、最新の医療機器も関係ありません(関係ないことはないとしても、二の次です)。大切なのは、病院側のお迎えするひとりひとりの人となりです。どれだけたくさんの医者がいても対応させていただく医者は多くても数人で、その中の一人でも不心得者がいれば、紹介元の先生からは、病院全体にマイナスが、点灯されます。それは、すべての職種にもいえることだと・・。反対に、なになに病院のだれだれ先生が、好きだ!となれば、多少の不備も許していただけることもあり、逆に、最新鋭の機器を装備していても、人間的に信頼できないようなら、ご紹介の手も止まるということでしょう。また、同じ先生に、同じ対応をしたからといって、喜んでいただけるかは、わかりません。なぜなら、紹介を受ける患者さんによっても正解が変わってくるからです。病診連携は、まさに、世界にひとつだけの花だといえます。

せっかくのご縁ですから、是非、一番電話をかけやすい地域の係にならせていただき、神戸労災病院を、ご自宅の大型冷蔵庫のようにお手軽にご利用いただけますよう、地域の先生方へのお礼の働きをさせていただく所存です。

頭は低く、しかし心は常に前を向いて。