木全玲医師が国際学会APHRS 2019に参加しました

循環器内科 副部長木全玲医師が、2019年10月タイで開催された国際学会APHRS(Asia Pacific Heart Rhythm Society)において「両心室ペーシング」に関する発表を行いました。

「両心室ペーシング」は、心臓のポンプ機能が低下し、心室興奮時間が延長した患者さんに対する新しい治療法です。両心室ペーシングでは、右心室と左心室それぞれにリード線を挿入し、左右の心室に同時に電気を流します。こうすることで、心臓の動きが協調して動くようになり、心臓のポンプ機能が改善します。この両心室ペーシングは、心臓再同期療法(CRT)とも呼ばれています。この治療法は、重い心不全の方に対して、効果的であることが期待されていますが、心房細動を長く患っている方への有効性に関しては、議論のあるところでした。

木全医師は、長期間に心房細動が持続している患者さんで、この治療法が有効であったことを報告いたしました。

このように、当院では、患者様から学んだことを、海外へも含めて幅広く積極的に発信するようにしています。

 

副院長 循環器内科部長 井上信孝