ご挨拶

開院50周年記念にあたって

 神戸労災病院は2014年7月1日をもちまして開院50周年を迎えさせていただくことになりました。この半世紀にわたる節目の日を迎えることができましたのも、一重に皆さま方のご支援ご協力の賜と、深く御礼申し上げます。
 当院は、初代院長藤田 登先生を始めとしたスタッフの方々のご尽力の結果、1964年(昭和39年)7月1日に7診療科・病床数200床をもって開院されました。その後、労働者健康福祉機構の設立理念に基づいた「勤労者医療」を推進しながらも、地域中核病院として「地域医療」を提供するという立場から、質の高いより高度な医療を提供することを目標として邁進して参りました。いくたびかの増改築を経て発展して参りましたが、平成7年の阪神淡路大震災による被害を契機に大改築を行い、現在、17科・病床数360床を有する病院へと発展しています。
 その間、ハード面ではMRI、CT、心臓血管撮影装置などを始めとした最新機器を充実させ、ソフト面でも「アスベスト疾患ブロックセンター」、「人間ドック」などを充実させ、「フットケア外来」など種々の特殊外来機能も開設しながら努力して参った次第です。また、平成25年11月には、地域医療支援病院に承認され、医師会や地域医療機関の皆さまとの連携を進め、地域医療にも積極的に取り組んで参りました。
 現在、わたしたち神戸労災病院が掲げています病院理念は「良質で心のこもった医療を働く人と地域のために」というものです。とかく「病院」という大きな組織のため、あるいはそこに働く「医師」や「スタッフ」のため、という方向に意識を向けてしまうこともあるのですが、神戸労災病院の職員全員が「医療」に「携わる」「プロフェッショナル」として、不幸にも病いのため病院の門戸を叩いた人たちやその周辺の方々、さらにもっと大きい範囲における集団の方々のためにも、より高度で良質な医療を優先して提供できるよう全力で臨む所存です。
 今後とも、この神戸労災病院に対するご支援ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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