放射線科

Radiology

診療科からのお知らせ/コラム

ご挨拶

当科診断医は、直接患者さんに接する機会は多くありません。しかし実は、患者さんの肺やお腹の中など見えないところをCT、MRIなど画像を見ており、そこに病気がないか診断しています。

放射線科 部長

工藤 剛史

診療科紹介

放射線診断医が目指すところ

患者さんが「お腹が痛い」「息が苦しい」といった症状を訴えられても、その原因は様々です。各科の先生はご自身の専門とされている分野については画像からでも病気を詳しく診断することが出来ます。
放射線診断医の目指すところは、各科の先生が専門とされている分野以外でも症状に関連しそうな部分に異常が無いか、またそれ以外の異常が無いかを画像から診断し、画像検査の依頼のあった先生にお知らせすることと考えます。
また、各科の先生から画像について相談を受けることもあり、その画像から読み取れる情報を出来るだけ多く提供することや、よりよい画像を得るための意見を伝えすることも大事な役割と考えます。

画像下治療(血管内治療)について

放射線科では血管内からの治療もしています。
体中に血管は分布しており、手術以外では血管を経由してしか到達出来ない部分もあります。その血管に細いカテーテルを挿入し、治療薬をカテーテルから注入することで病気を治療します。
出血している場合にはその血管を中から詰める(塞栓する)ことで止血します。
また、診断に必要であれば画像下(X線透視下やCTガイド下)に顕微鏡検査のための小さな組織や細胞(病理標本)を採取したりします。
身体の中で感染して溜まった膿を排膿(ドレナージ)するためのチューブを画像下に挿入することもあります。

放射線治療について

放射線治療を施行する病院と連携し、そこから放射線治療医に来て頂いています。手術以外の治療や手術の補助的役割としての放射線を用いた追加治療を行う病院の窓口としてもお役に立てます。

実績

放射線部

2020年
心臓血管撮影

299

腹部アンギオ

14

アブレーション

22

下肢血管撮影

107

その他血管撮影室利用

77

多目的TV撮影

1,195

MRI検査

3,606

CT検査

10,787

RI検査

403

マンモグラフィー

100

骨密度検査

1,371

病室巡回撮影

4,414

ステントグラフト
(手術室撮影解除)
28
その他手術室撮影介助

20

放射線科 血管造影

2020年
肝腫瘍に対するTACE

8

その他

6

合計

14

2020年
CT下生検・ドレナージ

8

スタッフ紹介

  • くどう たけふみ

    工藤 剛史

    放射線科部長

  • こじま よしお

    小島 芳夫

    専門分野:日本医学放射線学会、 日本放射線腫瘍学会、 日本IVR学会、 肺癌学会、 日本呼吸器内視鏡学会

    【学会専門医・認定医】

    ・日本医学放射線学会専門医

外来担当医表

休診情報はありません。

午前 工藤 剛史  透視 工藤 剛史 
午後 アンギオ 特殊検査 アンギオ
放射線治療科 久保 克磨

(令和6年2月1日現在)
※ CT・MRIは、月曜日から金曜日まで
外来、CT、MRI、血管造影、消化管造影のほか、画像診断のコンサルタントとして活躍しています。

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